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仕事の進め方革命! チーム強化メソッド「COROPS(コロプス)」 記者発表会

2022年8月23日、パーソル プロセス&テクノロジー社(総合人材サービス パーソルグループ)が、オンライン記者会見により、
仕事の進め方を改善し、チームワークを強化するメソッド「 COROPS(コロプス)」を開発し、同日からサイトで企業に対して無償提供を開始することを発表した。
https://www.persol-pt.co.jp/service/corops/

日本経済と市場環境は、近年大きく変化し、VUCAと呼ばれるような不安定要素に、多くの企業が柔軟性とスピードををもって対応することが求めれている。
*VUCAーVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの不安定要素の頭文字を組み合わせたビジネス用語

インボイス制度など経理や総務の管理部門、間接部門におけるdx(デジタルトランスフォーメーション)を進めるにあたって、様々なアプリやサービスがリリースされているが、どのデジタルツールを導入するとしても、そのツールを使うの結局のところ「人」であり、チーム全体(人のモチベーションと関係性)の改善を見落としてしまいがちだ。

そこで、パーソル社における、1600を超える事例からそのようなVUCAの時代を乗り越えるために必要となる、チームの生産性向上を実現する経験とノウハウを集約した「チームワークの教科書」を取りまとめたものが
「COROPS(コロプス)」だという。

記者会見では、トークセッションが開催され、小野洋一さんと沢渡あまねさんによる事例を踏まえたコロプスの特徴について説明があった。

小野洋一さん(上)/沢渡あまねさん(下)

小野洋一さん(パーソル プロセス&テクノロジー COROPS編集責任者)
パーソルには新卒で就職しています。自分自身が業務対応に追われ、追加提案や生産性を向上するようなアクションが取れず、自分自身も周辺のメンバーのモチベーションを管理することができない時期がありました。
そのような職場環境では予算の達成も難しく、退職率も改善が必要な状況でした。
間接部門がプロセスを可視化して、効率化することで、職場環境に余白が生まれて、新しいことへの挑戦する時間と改善を提案しようとする自主性が生まれてくると、販売部門とのチームワークが向上して、予算達成へ貢献できることを実体験を通じて学びました。コロプスはパーソル社のチームワーク改善ノウハウが詰まっていますので、ぜひサイトで無償提供している冊子を手に取っていただきたいと思います。
チームとメンバーの対応能力と自主性を高める最良の進め方のヒントを冊子にまとめてあります。

沢渡あまねさん(組織変革Lab主宰・株式会社なないろのはな取締役)
「COROPS(コロプス)」では、全社に共通で管理している、勤怠管理、経費精算といった管理部門、間接部門におけるプロセスの見える化を標榜していますが、決してマニュアル化はいたしません。
マニュアル化は、新しいやり方や効率的な方法を否定して、社員の自主性を大きく損なうからです。
仕事を片付けるだけでなく、仕事をよりよくできる環境、関係を改善しづづけることで、人的リソースの浪費を劇的に削減して、本来仕事に向けられるべきとエネルギーを生み出し、プラスのスパイラルと、自信と誇りを企業、チームにもたらします。

サイトには、「COROPS(コロプス)」の冊子を無料ダウンロードできるだけでなく、概要説明、活用方法、他のメソッドとの比較、17ページの「漫画でわかるコロプス」、などのコンテンツが掲載されている。

これからさまざまな業界でデジタルトランスフォーションが進んでいくなかで、人工知能に仕事がとられてしまい、人間の仕事がなくなってしまうことを懸念するような声があがるなか、この、「COROPS(コロプス)」のような仕事の進め方の最適化による従業員の対応能力と自主性の向上の重要性はますます高まっていくだろう。

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