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コミケ100に、ボーカロイド楽曲の世界配信サービスTuneCore Japanが出展

2022年8月13日、14日の二日間、ビックサイト(東京都江東区)で、同人即売会「コミックマーケット(コミケ)100」が開催。夏の開催は三年ぶりで、二日間で17万人が集まり、様々なコスプレーヤーが会場を賑わせた。

TuneCore Japanブース

同人誌ブースのなかでも、一際異色のサービスを紹介するブースがあった。
「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」「重音テト」といったボーカロイドによる楽曲を、世界配信するサービスを展開するTuneCore Japanのブースだ。

TuneCore Japan
インディースクリエイターの楽曲を中心に、世界のあらゆる音楽配信プラットフォームに、楽曲を代理配信するサービス。
http://www.tunecore.co.jp/

日本で、2012年10月からサービスを開始。自分で作った楽曲であれば「誰でも」世界185ヵ国以上の国の配信ストアに音楽をディストリビューションできる。
日本国内のボーカロイドを起用した楽曲の製作と配信に関するブースを、コミケに初出展した。「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」「重音テト」といったボーカロイドの名称とジャケット画像を、ボカロP (*1)が制作した楽曲に使用できるようになった。
https://www.tunecore.co.jp/vocaloid

アーティストへの100%利益還元(*2)を標榜し、2022年は年間で100億円を超える利益をインディースアーティストに還元する見込みで、日本の電子配信マーケットを牽引し、急成長している。(*3)

*1 ボカロP:ソフトウェアに歌を歌わせる「合成音声ソフト」のVOCALOIDを活用して楽曲の創作活動を行うクリエイター
*2 アーティストへの100%利益還元:一部、利用サービスによって料金が発生します。ボーカロイドなど音声ソフトの使用料が別途発生します。CD販売、その他配信などには別途各社の許諾が必要です。
*3 集計金額は日本のみ。日本以外の国からのサービス利用は米国TuneCore等をご利用ください。

東京ビッグサイト

コミケ100のTuneCore Japanブースでは、同人誌作家やコスプレヤ―に加え、音楽配信をこれから始めたいボカロP志望のクリエイターたちで賑わった。

ボーカロイドは、日本のACGコンテンツの象徴として、さまざまなオンラインイベントや、公共イベントのイメージキャラクターを務めるなど、一般的に認知度が高まり、コスプレのモチーフとしても高い人気が続いている。

米津玄師、ヒトリエ、サイダーガール、ヨルシカ、YOASOBIといった著名クリエイターもボーカロイド楽曲製作をきっかけに知名度を高めた。下種の極み乙女、東京事変に所属していた著名メジャーアーティストが、ボーカロイド楽曲を発表して注目を集めるなど、ボカロ楽曲は、国内市場、海外市場でも年々人気が高まっている。

注: 「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
注: 「VOCALOID(その他音声合成ソフトを含む)」とは、“VOCALOID(ボーカロイド)”の他に“NEUTRINO(ニュートリノ)”、“UTAU(ウタウ)”、“SynthesizerV(シンセサイザーブイ)”、”Synthesizer V AI(シンセサイザーブイ エーアイ)”、“CeVIO AI(チェビオ エーアイ)”、“VoiSona(ボイソナ)”、“VOICEROID(ボイスロイド)”、“A.I.VOICE(エーアイボイス)”などの音声合成ソフトを含む総称です

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